記述のポイント

 動詞述語は,語幹核(5.3節)を2つ含む両肢述語と,1つだけ含む単肢述語に大別できる。本執筆リストの5章では,単肢述語構造だけを扱ったが,このセクションでは両肢述語構造に焦点を当てる。両肢述語は,2語の句である補助動詞構文および軽動詞構文と,1語からなる統語的複合動詞と語彙的複合動詞に区分される。以下では,両肢述語を構成する動詞語幹をV1, V2と略語化して用いる。

 

  • 複合動詞について

    • 語彙的複合動詞(V1+V2で1つの語幹核を形成する動詞)

    • 統語的複合動詞(V1, V2それぞれが1つの語幹核を形成する動詞)

    • 上記2つの構文的な振る舞いの違い。例えば,句の包摂,V1の疑問化など

    • 統語的複合動詞のV2のリスト(例:標準語では「〜続ける」「〜終わる」など)

    • 文法化

  • 補助動詞構文

    • 主動詞+補助動詞の句の構造はどのように定式化できるか。

    • 主動詞+補助動詞の句において主動詞はどのような屈折形式になるか。

    • 補助動詞の位置に立ちうる別品詞(例:形容詞)はあるか。その場合,補助形容詞になる(例:標準語の「書いて欲しい」などの「〜て欲しい」)

    • 補助動詞はいくつあり、それぞれどのような意味・機能を持つか。

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